2009年08月06日
子育て飴
義兄の初盆に行くため、ちょっとしたお土産を・・・ということで
掛川城近くのこだわりっぱへ行ってきました。
灯台もと暗しで、掛川城もコチラも一度も来たことがないんです。
どんなところか見物も兼ねて行ってきました。
私が選んだのはコレ
小さい頃は粟が岳そして小夜の中山と学校の遠足や子供会の遠足
そして個人的にもよく連れて行ってもらいました。
長姉は京都府福知山市に嫁いで四十年余り
小さい頃の思い出のある「小夜の中山の子育て飴」
昔を懐かしんでもらおうかな・・・と思いコレにしました。
ちなみに子育て飴の由来です。
小夜の中山峠は、旧東海道の金谷宿と日坂宿の間にあり、急峻な坂のつづく難所である。
曲亭馬琴の『石言遺響』(文化2年)によれば、
その昔、お石という身重の女が小夜の中山に住んでいた。
ある日お石がふもとの菊川の里(現・静岡県島田市菊川)で仕事をして帰る途中、
中山の丸石の松の根元で陣痛に見舞われ苦しんでいた。
そこを通りがかった轟業右衛門という男がしばらく介抱していたのだが、
お石が金を持っていることを知ると斬り殺して金を奪い逃げ去った。
その時お石の傷口から子供が生まれた。
そばにあった丸石にお石の霊が乗り移って夜毎に泣いたため、
里の者はその石を『夜泣き石』と呼んでおそれた。
生まれた子は夜泣き石のおかげで近くにある久延寺の和尚に発見され、
音八と名付けられて飴で育てられた。
音八は成長すると、大和の国の刀研師の弟子となり、
すぐに評判の刀研師となった。
そんなある日、音八は客の持ってきた刀を見て
「いい刀だが、刃こぼれしているのが実に残念だ」というと、
客は「去る十数年前、小夜の中山の丸石の附近で妊婦を切り捨てた時に石にあたったのだ」と言ったため、
音八はこの客が母の仇と知り、名乗りをあげて恨みをはらしたということである。
その後、この話を聞き同情した弘法大師が、石に仏号をきざんでいったという。
夜泣き石の場所
現在夜泣き石と伝えられている石は2つ存在し、以下の場所に安置されている。
久延寺境内
国道1号線 小夜の中山トンネルの手前(東京側)の道路脇
子育て飴
久延寺の和尚が飴で子を育てたという伝説から、子育て飴という、琥珀色の水飴が小夜の中山の名物となっている。
久延寺の隣にある茶屋「扇屋」が、峠を通る客に出したのが始まりとされる。
この辺りでは遠州七不思議といわれる伝説があります。
夜泣き石はその一つです。
時間が出来たら一つ一つ訪ね歩いてみたいモノです。
姉達もちょっと懐かしい気分なってくれたら嬉しいです
掛川城近くのこだわりっぱへ行ってきました。
灯台もと暗しで、掛川城もコチラも一度も来たことがないんです。
どんなところか見物も兼ねて行ってきました。
私が選んだのはコレ
小さい頃は粟が岳そして小夜の中山と学校の遠足や子供会の遠足
そして個人的にもよく連れて行ってもらいました。
長姉は京都府福知山市に嫁いで四十年余り
小さい頃の思い出のある「小夜の中山の子育て飴」
昔を懐かしんでもらおうかな・・・と思いコレにしました。
ちなみに子育て飴の由来です。
小夜の中山峠は、旧東海道の金谷宿と日坂宿の間にあり、急峻な坂のつづく難所である。
曲亭馬琴の『石言遺響』(文化2年)によれば、
その昔、お石という身重の女が小夜の中山に住んでいた。
ある日お石がふもとの菊川の里(現・静岡県島田市菊川)で仕事をして帰る途中、
中山の丸石の松の根元で陣痛に見舞われ苦しんでいた。
そこを通りがかった轟業右衛門という男がしばらく介抱していたのだが、
お石が金を持っていることを知ると斬り殺して金を奪い逃げ去った。
その時お石の傷口から子供が生まれた。
そばにあった丸石にお石の霊が乗り移って夜毎に泣いたため、
里の者はその石を『夜泣き石』と呼んでおそれた。
生まれた子は夜泣き石のおかげで近くにある久延寺の和尚に発見され、
音八と名付けられて飴で育てられた。
音八は成長すると、大和の国の刀研師の弟子となり、
すぐに評判の刀研師となった。
そんなある日、音八は客の持ってきた刀を見て
「いい刀だが、刃こぼれしているのが実に残念だ」というと、
客は「去る十数年前、小夜の中山の丸石の附近で妊婦を切り捨てた時に石にあたったのだ」と言ったため、
音八はこの客が母の仇と知り、名乗りをあげて恨みをはらしたということである。
その後、この話を聞き同情した弘法大師が、石に仏号をきざんでいったという。
夜泣き石の場所
現在夜泣き石と伝えられている石は2つ存在し、以下の場所に安置されている。
久延寺境内
国道1号線 小夜の中山トンネルの手前(東京側)の道路脇
子育て飴
久延寺の和尚が飴で子を育てたという伝説から、子育て飴という、琥珀色の水飴が小夜の中山の名物となっている。
久延寺の隣にある茶屋「扇屋」が、峠を通る客に出したのが始まりとされる。
この辺りでは遠州七不思議といわれる伝説があります。
夜泣き石はその一つです。
時間が出来たら一つ一つ訪ね歩いてみたいモノです。
姉達もちょっと懐かしい気分なってくれたら嬉しいです
Posted by 晩酌家 at 20:00│Comments(4)
│とりとめのない話
この記事へのコメント
子育て飴・・・密かにお気に入りです^^
Posted by 一心 at 2009年08月06日 23:35
「一心」様
風邪のせいで喉が痛いので、自分用に一つ買えばヨカッタ、
と思っています^^;
風邪のせいで喉が痛いので、自分用に一つ買えばヨカッタ、
と思っています^^;
Posted by 団欒畑 at 2009年08月07日 09:17
懐かしいですぅ(*^_^*)
確かおばぁちゃんが、壺みたいのに入ってるあめを
手で割りばしにくっつけて渡してくれるんですよね。
もぉ、10年以上食べてないですが、こうやって売ってるなんて
知らなかったです☆
確かおばぁちゃんが、壺みたいのに入ってるあめを
手で割りばしにくっつけて渡してくれるんですよね。
もぉ、10年以上食べてないですが、こうやって売ってるなんて
知らなかったです☆
Posted by 次女。 at 2009年08月07日 13:46
「次女。」様
「夜泣き石」は二つあるのをご存知ですか?
この飴は1号線沿いのお土産物やさんで販売しているモノだと思いますよ。
でもお寺の近くのお店で直接食べるのが何となく
イイですね。
私達の頃もおばあちゃんでしたが
同じおばあちゃんだったら、すごい!!
「夜泣き石」は二つあるのをご存知ですか?
この飴は1号線沿いのお土産物やさんで販売しているモノだと思いますよ。
でもお寺の近くのお店で直接食べるのが何となく
イイですね。
私達の頃もおばあちゃんでしたが
同じおばあちゃんだったら、すごい!!
Posted by 団欒畑 at 2009年08月08日 09:12